文化財と観光を考える本 三冊+

観光まちづくりの展望 地域を見つめ、地域を動かす

– 2024/3/7
西村幸夫+國學院大學地域マネジメント研究センター (編集), 石山 千代 (著), 下間 久美子 (著), & 15 その他

観光への期待は大きいが、「経済的利益」ばかりに目を奪われ、環境を劣化させたり地域社会と対立しては本末転倒。数字だけに目を奪われず、地域が元気で持続するための観光まちづくりの施策と実践の基本を、
地域環境、地域社会、地域経済、人材と仕組み作りの4つの柱のWIN-WINな関係づくりから解き明かす本。

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文化財保存70年の歴史―明日への文化遺産
文化財保存全国協議会
新泉社 2017-06-01

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埋蔵文化財の戦後史です。

4492502904世界一訪れたい日本のつくりかた
デービッド・アトキンソン
東洋経済新報社 2017-07-07

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学芸員はがん」発言の真意をつづる最新刊。世界の皆さんがこぞって日本を訪れることでなにが起こるか?日本人は本当に訪れてもらいたいのか?

4492396292国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機
デービッド アトキンソン
東洋経済新報社 2016-02-19

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文化財と観光のバランス、建築の専門家がだめにする伝統文化とは、職人の世界は案外適当・・・など、文化財修復の大手企業トップについた経験で日本が本当に守るべきもの、延ばすべきものを語る。

ポスト・オーバーツーリズム: 界隈を再生する観光戦略– 2020/12/19

阿部 大輔 (著, 編集), 石本 東生 (著), 江口 久美 (著), 岡村 祐 (著), 西川 亮 (著), 沼田 壮人 (著), 後藤 健太郎 (著)

市民生活と訪問客の体験の質に悪影響を及ぼす「オーバーツーリズム」。欧州・国内計8都市の状況や対応をルポ的に紹介し、消費的な観光ではなく地域社会の包摂力を高める観光に導く方策を提言。アフターコロナの観光立案に必携の書

ひろがる観光のフィールド– 2020/2/29

谷口 知司 (著, 編集), 福井 弘幸 (著, 編集), 小林 弘二 (著)その他

2020.02発行、コロナ禍直前の観光イケイケ時代に書かれた夢物語です。Back to the Future!

観光は日本を支える成長産業としてのみならず、SDGsにみられる責任としての持続可能性が求められるようになった。これまでの観光に加えて、新たなひろがりを見せる観光の形態や持続可能性などさまざまな観光の側面をわかりやすく解説。
目次
第1章 観光を概観する
1.1 日本の観光政策と重点課題
1.2 日本の観光の現状
1.3 旅、旅行、観光、ツーリズムについて
1.4 観光の理念
1.5 観光と環境
1.6 観光の歴史
1.7 観光の構成要素
第2章 旅行業と観光
2.1 旅行業の枠組み
2.2 旅行業の仕事の中身(業務内容)
2.3 旅行業の基本的機能と役割
2.4 旅行市場の発展過程と旅行ビジネスの進化
第3章 交通機関と観光
3.1 鉄道と観光
3.2 航空機(旅客機)と観光
3.3 船 舶(客船)
第4章 宿泊業と観光
4.1 宿泊業の分類
4.2 ホテル経営
4.3 旅館経営
4.4 新しい宿泊業
第5章 観光行動
5.1 観光者の意思決定プロセス
5.2 観光者の思い出
5.3 思い出の効果
5.4 思い出の変容と検索手がかり
5.5 思い出と写真撮影
第6章 観光情報とメディア
6.1 観光情報とは
6.2 メディアとは
6.3 観光情報メディアとその機能
第7章 観光対象としての観光資源
7.1 観光資源
7.2 観光資源の分類
7.3 観光資源の保護・評価・活用・開発
7.4 観光資源と観光人材
第8章 持続可能な開発目標(SDGs)と持続可能な観光(サステナブルツーリズム)
8.1 SDGsに至る歴史的変遷と持続可能な観光について
8.2 持続可能な観光の概念とその基準および評価指標について
8.3 持続可能な観光とオーバーツーリズムについて
第9章 MICEについて
9.1 MICEの概念について
9.2 MICEの系譜
9.3 MICEの効果について
第10章 オリンピックについて
10.1 オリンピック史上のトピックス
10.2 オリンピック・ムーブメントのステークホルダー
10.3 オリンピックマーケティングプログラム
10.4 MICEの視座でのオリンピック
第11章 博覧会と観光
11.1 博覧会の起源と定義
11.2 日本における博覧会の分類と系譜
11.3 博覧会と地域の観光振興