残念な改修 和風金物編 春日若宮 投稿日2016年8月5日投稿者kazabito 春日大社摂社若宮神社細殿及び神楽殿の北面扉の釘隠です。左が2011年、右が2015年の写真です。ぴっかぴっかになった四葉。 惜しい補修の例でしょうか?それとも息長く保全するための方法でしょうか? 春日大社摂社若宮神社細殿は、近世、桃山時代の慶長10(1605)年築、桁行十間、梁間三間、一重、流造、檜皮葺で、本殿の西正面に建つ細長い殿舎。山側の本殿の神様に全霊を注ぎ拝み舞う、プレゼン空間といえる建物です。