令和6年度概算要求の概要 文化庁

奈良県田原本町の民家の屋根で眠る猫 お多福窓に映る鬼瓦、猫上のハナソ(屋根拝みの飾り瓦)

令和6年度 概算要求の概要 – 文化庁>>

継承の危機に瀕する文化財保護の緊急強化

地域文化財総合活用推進事業 16億→22億

■各地に所在する有形・無形の文化資源を、その価値の適切な継承にも配慮しつつ、地域振興、観光・産業振興等に活用するための取組を支援することで、文化振興とともに、地域活性化を推進

◆地域文化遺産・地域計画等・・・地域文化遺産に関するボランティアガイドの育成、シンポジウムやワークショップの開催、公開事業等を支援

◆文化財保存活用地域計画作成・・・文化財保存活用地域計画を市区町村が作成するための現地指導等支援や、文化財保存活用支援団体に対する研修会等を実施。

地域のシンボル整備等・・・一般公開と活用支援 4.8→4.8千万

地域の核となっている国登録文化財を戦略的に活用するために機能を維持したり、保存・活用を行う団体の取組等を支援

  • 補助事業者: 地域計画等を作成している市区町村
  • 補助金の額: 補助対象経費の50%
  • 補助対象事業: 地域計画等に基づき市区町村が行う次の事業(市区町村が補助または自ら行う事業への補助)
    • 国登録有形文化財の機能維持
    • ②文化財の保存・活用を行う団体への取組支援

『食文化あふれる国・日本』プロジェクト 1.9億→2.6億

「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業 8.8千万・・・食文化の文化財登録等の推進

食文化機運醸成事業

  • 地域の食文化ブランド価値向上事業 3.2千万
  • 食文化振興加速化事業 8.1千万

食でつながる日本の文化認定事業 32百万円(32百万円)

食にまつわる文化の魅力の発信等の取組を認定・支援 3.2千万

調査研究 3.1千万 ・・・食文化の無形の文化財登録等に向けた調査・顕彰制度に関する基盤的調査

231228田原本町の古瓦「笑う翁か」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA