既存の対策では耐え切れず
2022年今年の酷暑でもはや既存の対策ではもう無理と悟り、8/8遮熱フィルムのDIYを実施。作業中はエアコンと扇風機で熱中症対策をしながら、窓10枚延べ8時間かかりました。
上は窓内のブラインド 下は窓外の日除シェード
熱射対策の窓の遮熱・日差し対策フィルム(90X200cm) DIYできる
巾90㎝長さ2mの遮熱シート(フィルム)です。最初東向きのアルミサッシ窓のガラス面2枚に貼ってみたところ、効果抜群のため、続いて東窓4枚と南窓2枚に貼って見ました。直射日光を考えると入射角度が直角に近いほどその効果は上がると思われるため、我が家は朝日を遮断する東窓がスタートでした。
東窓には小庇がありますが、水平面に60㎝ほど突き出しているだけなので、真横からの朝日は遮れません。勿論今まで何もしていなかったのではありません。外には日除シートと内にはブラインドを付けていました。
今年の暑さは酷く、朝からギラギラの刺すような日差しのため、面する廊下がムンムン、またその中の部屋のエアコンの効きも今ひとつ。そこで赤外線の90%を反射するという窓フィルムに貼ってみることに。
以下、私流のDIY法です。
- トリセツにあるフィルムの後カットはやめ、事前に裁断して貼ることに(やや小さめに切る)。
- 硝子面を十分きれいにしてから、食器用洗剤入りの水を霧吹きで硝子をぬらした上、保護フィルムを剥がして貼っていくのですが、フィルムがロール状なもので、くるくる巻き付いて、貼りにくいこと、それは、それは。ここで一番汗が出ます。
- 洗剤水で濡らしたガラス面に、フィルムの上端を上辺に沿わせた上、ヌルヌルした洗剤水面でフィルムの微移動が可能なので、よりジャストな位置にずらします。ここで大きな面積が密着しているとフィルムは動きません。動く面積になるように下の方を浮かしながらフィルムを動かします。ここでもひと汗。あえて一人でやってみましたが、二人でやればより難しいのではとの感想です。
- フィルムの位置が決まれば、ゴムベラや樹脂製のローラー(クロス張り用)、もしくはスキージを使って表面を傷つけないように、空泡泡と洗剤水溜まりの両方をフィルムの端に追いやって完成。これも結構丹念にやる必要があります。
テラス窓程度なら一枚に約1時間かかりました。効果は明らかで、日差しの熱の多くが部屋に入る込むのを遮断してくれましたよ。
ヘチマの日除
ご近所さんからいただいたヘチマの種を大型のプランターに植えて三本のヘチマがどんどん生長。屋根医にも登る勢いなので、その勢いを日除に使うことにしました。2階のバルコニーの手摺りの高さで白竹と麻紐を使って棚を作りヘチマを這わせることにしました。
ヘチマは強烈な粘着力でかつ柔軟な蔓(ツル)を持ち、大きな手のひらのような葉を非常に効率的に重ならないようにそのエリアを広げていってくれます。AI内蔵の成長型の自動シェードです。2023年夏はゴーヤに替えて実験してみましたが、ヘチマの方が上手に日除効果をあげてくれました。
秋の日差しになる頃には立派なヘチマができ、やがて朽ちていく一年草。ヘチマは自然素材ながらタフなスポンジとして使えるそうです。