リノベーションまちづくり
身近な空き家や空き地は気になるものの、所詮人ごと・・・。それは大きな間違いです。近い将来訪れる自分の住むまちの行く末を暗示しているのかもしれません。
人ごとを自分事に置き換えて、どうして空き家になったか、どうやったら空き家にならなかったか、どうしたらまちの一部として役に立つかを考えてみる、そんなきっかけや仕掛けをこれで知りました。
専門家の書物というよりは、まちのおじさん、おばさんこそが読んでみる本。
ずるずると受け身で、しかも行政頼りにしていては、手遅れになりますよ。
リノベーションまちづくり 不動産事業でまちを再生する方法 空室が多く家賃の下がった衰退市街地の不動産を最小限の投資で蘇らせ、意欲ある事業者を集めてまちを再生する「現代版家守」(公民連携による自立型まちづくり会社)による取組が各地で始まっている。この動きをリードする著者が、従来の補助金頼みの活性化ではない、経営の視点からのエリア再生の全貌を初めて明らかにする。 |