茶室 数寄屋の建築 移築と設計

京都で通算17年間、学業や仕事ですごした経験から、数寄屋建築や茶室は身近な存在でした。料亭や御茶屋などのちょっとした街角に洗練された数寄屋建築が自然と建っていたのも京都ならではです。また学生時代から茶道のお稽古を通して多くのことを識ることができました。

橿原神宮 織田屋形の畳 紋縁 毛利家住宅 化粧の間の地袋

奈良に育った身にとって、京都の古社寺を実測できる機会をいただいたことも大きな資本となっています。そして何よりも本格的な数寄屋建築を手がけた専門事務所で多くの現場経験も積ませていただいたことはありがたいことでした。

そんな経験をいかして数寄屋建築や茶室をつくるためのお手伝いをします。

数寄屋・茶室のつくり方

【1】初期相談

一から建設する場合、移築や古材利用の場合、またはマンションや店舗に数寄屋テイストを加えたい場合などご要望をお聞かせください。

進め方基本的に「建築士と進める家づくり」と同じですが、その他に茶室・数寄屋ならではの下記の内容もご相談ください。

【2】伝統技術や材料のアドバイス

数寄屋建築や茶室には数々の決まり事があります。設計モジュールや細かい寸法の取り決め、また使っていい材料、そうでないものがあります。

自然の材料をひとの技で織りなすため経験なしでは作ることができません。そうした大工や左官、建具や畳、表具や石工にまでいたる専門職をお好みに合わせてコーディネートするお手伝いをいたします。例:唐紙、簾戸、座布団、床柱など銘木、建具デザイン、和風金物選びなど。

【3】伝統を踏まえたアドバイス

登録文化財の申請などで伝統的な建物に触れる機会が多く、「温故知新」さながらに古いものから教わることが多くあります。そうした知見を生かして現在の新しいスタイルの数寄屋・茶室の提案もできたらと思います。

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